「Donuts USG」として新たなスタートを切ったUSG。それと同時に、最近盛り上がりを見せているタクティカルFPS「Valorant」部門が新設された。今回は、注目のValorant部門でIGLを務めるLAF選手に、esportsやValorant部門についてお伺いしました。
LAF選手にとってesportsとは
——Valorantでの役割を教えていただけますか?
戦略のおもしろさを追求しながら集中を研ぎ澄ます競技ゲームの面白さにはまり5年程です。USGで最初の数ヶ月程はコーチをしていましたが、いまはValorantのIGLとしてチームをまとめ、各ゲームの対戦戦略や攻略法を担当しています。コーチのときとは違うロジカルな集中をしているような、そんな感じです。
——DONUTS USGはどんなチームですか?
国籍の異なるプレイヤーも集まる個性的なチーム、面白い集団です。個人でそれぞれ考えたり、アイデアを出し合ったり、バラバラすぎてたまに衝突してグタグタになったり、それでも最後はまとまる。面白いバランスができつつある成長中のチームです。
——チームバランスが良いときはどんなときですか?
指揮官をしていて、良い結果を残せた試合のときはチームバランスが良くなっていく瞬間が連続していくことを感じられて、周りにもすごく助けられたり、自分の考えていることをうまく表現できます。そういう試合のとき、バランスの良さを感じます。
大切な局面、結果に直結するチームワーク
——チームワークの作り方で工夫しているポイントを教えていただけますか?
特別な工夫ではないかもしれませんが、対戦録画を全員で見直して、反省点と次にやるべきこと、即改善できそうな弱点とかちょいちょい出てしまう癖、今後の戦略について意見を出し合い、フラットに信頼感を深めるミーティングを、試合後におこなっています。
そうするとゲームの大切な局面でタイミングを瞬時に見極めるトレーニングになり、最高のパフォーマンスに繋がるイメージトレーニングにもなるので、ミーティングは、様々な良い変化を起こすきっかけを共有する場にしています。
——DONUTS USGとしての目標を教えてください。
軽やかなヴィジョン
オンオフを切り変えることもあまりなく、自然と四六時中ゲームのことを考えているのですが、Valorant部門としては、それほど遠くない目標として日本一、その後は海外遠征に、できるだけ早く行けるよう努めます。プレイヤーとしては、クリアなヴィジョンを表現して、平常心で勝ち進む強さを心がけています。海外遠征まで、できるだけ早く実現できるよう、これからも一戦ずつを大切にプレイしていきます。
新たな DONUTS USGに期待してください。